善き人のためのソナタ [映画]

【ストーリー】東ドイツの国家保安省(シュタージ)の諜報局員ヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は、大臣の命令で劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)の反体制的な証拠を見つける様に命令される。そしてヴィースラーは彼の盗聴を始め、ドライマンとその彼女の舞台俳優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)の自由な行動と言動が、盗聴器を通して監視をしているヴィースラー自身に変化をもたらして行く。
冒頭に学生に尋問の仕方を教授し、人間が拷問により落ちる事や、どっぷりシュタージに染まって任務に忠実で冷たい印象でしかなかったヴィースラーがとても嫌な人間に映っていましたが、ヴィースラーがドライマンと恋人のクリスタの自由な気風にふれ、孤独で堅物な自分との差に憧れの念を抱く事となる。そしてドライマンが死んだ演出家より託された「善き人のためのソナタ」を盗聴する事により変わって来る。このシーンはこの映画の肝なのだが抽象的だったかな。でもこの静かにピアノ曲を聞くシーンはとても気に入っています。曲と映像がマッチしていて、その後、ヴィースラーがドライマンとクリスタを陰ながら支えて行くのだがそこがいいんだよ。
任務といえヴィースラーの孤独は深い物であったろう。任務が終わった後自宅に娼婦を呼んだ時彼女の胸に深く顔を埋め甘える様の彼女に時間の延長を訴える姿に彼の深い孤独を感じた。
ラストの自らの行動が正しかったという確証した眼差しがすべてを物語っていましたね。
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予告観たような。
by noric (2007-03-14 06:18)
マイナーなミニシアター系の映画なので宣伝費も限られているので厳しいみたいですね。
by カシム (2007-03-17 00:47)