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会津・湯野上温泉奇行 その2 [日本奇行]

その1より

宴会場での雑談が終わり部屋に向う時、橋本屋のおっやさんが”女子に襲われない様に部屋の鍵を閉めるんだよ”と言っていたので、いくら美中年のカシムでもそれは無いと思ったが、就寝すると2度軽い金縛りと胸の上に圧迫感があり起きてしまった。なんかが乗っていた様な気がしたが気のせいだろうか。

翌朝は7時に起床し朝風呂を浴びて、民宿の周りを散歩して帰ると朝食が用意してあった。シンプルながら山の幸中心の食事です。みそ汁が子供頃飲み慣れた田舎味噌なので懐かしさが溢れます。ついついご飯を3杯お替わりしてしまったよ。おやっさんに塔のへつりまで歩いてかかる時間を聞いたら30分ぐらいとの事、観光する時間を考え8時半にチェクアクトし8.500円を支払い宿を後にする。

大川の河原には温泉が湧いており露天や穴を掘って入れるのですが、俺は橋の上から眺める。

江川橋から県道に入りゆっくり塔のへつりを目指す。渓谷沿いの道の景色はとてもきれいで、鉄橋を走る新千円札発行記念ラッピングの会津鉄道の列車が見れたり、部落の童が挨拶してくれたり、桜咲く白鳥神社があったりして楽しい30分の散歩でした。

そして塔のへつりという一枚岩の奇岩がそびえる風光明媚な所です。自然の力は凄いです。

そして塔のへつり駅から10:22分の会津田島行き列車に乗るのだが、無人駅なので車掌から新藤原までの切符を2,160円で購入しレシートタイプの切符を受け取ったはずなんだよね。
そして会津田島までゆっくりと車窓を眺め旅を楽しみました。そして会津田島から浅草行きの区間快速に乗るんだが車内放送で待ち合い室で待つ様にアナウンスがあったが俺はタバコ臭いのは嫌なのでホームで35分程出発をのんびりと待った。
そして浅草行きで下今市を目指す。会津高原尾瀬口から車内検札があるのだが、切符が見当たらない、野岩の車掌に買った際の状況説明をすると車掌はもう一度戻ってくるのでもう少し探しなさいと言い車掌室に戻る。そして野岩の車掌が川治辺りで戻って来ると”お客さんの行っている事は正しいので、今回は私の判断でパスしようと思ったが、田島に確認すると塔のへつり〜新藤原間の切符を発売していないし、GWなので特別なのかなと思ったが、その車両には車掌が乗車していない。”と言う。俺は車掌から切符を買ったし、車掌が出札業務をしていたと主張したが、それは運転手ではないのかと反論されたが俺は1両目に居たのでそれは無いと言ったが納得してもらえない。2,160円を払う際に首を傾げていると車掌が切れて”田島に再確認するか”と言い出すが面倒なので断った。未だに納得していないがしょうがない。
でも車掌のやり取りが終わると隣のボックスの母娘が”私たちも湯野上温泉から乗ったが車掌さんが切符の回収をしていたし、車内にいたよ”と言ってくれた。
そしてお互いに不思議がっていたが、俺は会津鉄道の会津下郷付近で視線を感じ後ろを振り向くと2両目の運転室でこちらを凝視する会津の車掌を見てから、それ以降車掌が車内に居たかどうかの記憶が曖昧なんだよね。やっぱこれも山の神の仕業だったのかな。なんか西村京太郎著のミステリーみたいなんだけど。

そして下今市で母娘と挨拶を交わし東武日光へ、帰りの特急まで4時間半しか無いので手短に観光する事に、バスで西参道へ向い日光東照宮に拝観料1.300円を払い表門から突入じゃ。中学の修学旅行以来なので三猿や陽明門や眠猫とメジャーどころを回り、本社や本地堂で説法を聞き1周する。
暑くて汗をかいたので1風呂浴びたかったのでバスでやしおの湯に向うが渋滞でなかなか進まない。30分程して付いたが、次の日光駅行きまで23分しか無い。入浴料500円を払いあっと言う間のカラスの行水を決め込む。露天風呂やジャグジーがあり快適な温泉でしたがいかんせん時間が無いのが残念。

バスで東武日光に戻るが渋滞しているがな1時間前に戻れたので、駅の近くのかまやでショコラケーキとアイスティのティーブレイク。暑さと疲れで低血糖気味の体にしみ込む様な甘さが良かったですね。

そして横浜に帰る時間になったので日光84号横浜行きに乗り込むが1号車のヘッドマークが故障しきぬがわのままやん。でも方向幕の横浜が良いぞ。これを見る為に日光に来たんだから充分堪能しようぜ。

そして東武日光駅でぎりぎりまで到着を待った軍鶏わっぱを食べる。ほぐした鶏の身や手羽先に味がしみ込んでとてもおいしいです。待った甲斐があったお弁当でとても満足。2時間半を掛けて横浜到着。

そして日光84号は方向幕が鬼怒川温泉行きのまま大船方に回送されて行く。また乗りたいぞ日光号。

でも今回の旅は、羽鳥の山の神にからかわれた旅でした。俺が子供の頃から羽鳥湖近辺では不思議な事が多く起こっており、大人になっても羽鳥の山の神にいじられるとは思いませんでした。俺が羽鳥の山の神のテリトリーに入り込んでしまったんだからしょうがなかったよね。
母方の本家が無くなってしまいぜんぜん岩瀬に行かなくなってしまったので羽鳥の山の神がお怒りになったのかな。もうさすがに怖いので羽鳥の山の神のテリトリーには入らない様にしようと心に誓うよ。
タグ:湯野上温泉
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コメント 2

龍王峡いいところですよね。
人ごみもさぞかし酷かったのではないかと推察いたします。
それにしても、今回の旅は山ノ神とか狐にだまだれたのか
不思議でしたね。これに懲りずにまだまだ良い所がありますので
また訪れてみてください。
by (2007-05-03 09:10) 

カシム

yasu様
会津は好きな土地なので会津鉄道を避けて行く事にします。
今回の事で使うのが不安なので郡山経由で行く事としよう。
by カシム (2007-05-03 21:18) 

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