第86回全国高校サッカー選手権大会 帝京対済美 西が丘サッカー場 [サッカー]
今日は横浜FCに加入が内定している大久保選手を視察に西が丘サッカー場にやってきました。
大久保選手は身長190cmあり、ハイボールの処理は上手いので、左右の動きと反応はどうか。
試合は前半は帝京が済美に攻めさせて疲労を誘う形に出る。FWを守備に下げて済美に試合を渡し、隙あらばカウンターで仕留めるチャンスを伺いながら、ひたすら走らせてスタミナを奪う事で後半勝負に持ち込む気だね。でも済美の両サイドの選手の運動量とテクニックは素晴しい。特に済美の11番のキレのあるドリブルとスピードは捨てがたい。育てば良い選手になるね。済美がシュートを打つもことごとく枠の外なので大久保は全然目立たない。しかし30分を過ぎた頃に済美の足が止まってしまった。この後は良い様に帝京に攻め込まれる。スピードが消えると細かいミスが多い済美のボールを奪い速攻でゴールに迫る帝京。だが0-0で前半終了。
後半は帝京が2TOPを前線に張って勝負に出る。済美は前半の様なパスサッカーが展開出来なくなる程スタミナを消費してしまったのか、完全に帝京に試合を支配されてしまう。カウンターを仕掛けても遠目からのミドルしか打てなくなってしまう。帝京のDF高さが無いがが強いね。然りと攻撃の芽を摘んでいるよ。そして23分に左サイドからのCKがゴール前に張っていた11番に会いゴールに流し込まれる。そしてすかさず26分にヘディングでのハイボールがDFラインの裏に流れてそれを帝京のFWが反応しすかさずミドルを叩き込まれ2点目。ここで済美の集中が切れてしまったね。そして29分にバイタルエリアで済美のDFが苦し紛れで後ろからチャージしてしまいFKを献上。そのFKをヘッドで合わされて3点目を喫してしまう。ここで勝負が決してしまった。済美が1点を返す為に前掛りに攻めても、守備固めに入った帝京の堅いディフェンスを崩すに至らない。済美が踏ん張って攻撃するも、試合は3-0で帝京の勝利と成る。
帝京の大久保選手のパフォーマンスを計る為に来たが、GKの前に良いシュートが飛ばなかったので判断が厳しいが、ハイボールの処理は問題無し、でもコーチィングの声が小さいので、横浜FCに入団したら、まず小山選手にコーチィングの声の出し方から仕込んでもらうしかない。
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