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もう中国南方航空はいやだ2〜カシムの帰還〜 [世界奇行]

img061.gif【あらすじ】東アジア選手権の日韓戦の観戦の為に重慶に向うカシム。しかし行きの広州以降のチケットは強制接収され、売票所の小姐の機転より重慶までたどり着いたカシム。この行為によりカシムの航空券は失効。でも重慶オフィスはリコンフォームを強行、しかしその夜カシムの航空券は失効の深い闇に消える。さあカシムは日本に無事帰る事が出来るのか?遥か成る濱への帰還がはじまる。


前章もう中国南方航空はいやだ〜カシムの冒険〜

消えた帰りのフライトスケジュール
2/24 重慶21:05-CZ3486-22:30広州 
2/25 広州8:15-CZ385-13:20成田

【2/24 重慶】
永川に女子代表の試合を見に行く予定だったが、中国南方航空(以下、南航と表記)の対応に信用がおけないカシム。試合を諦め広州行きの出発3時間前に重慶江北空港に乗り込み臨戦態勢を整える。しかし売票所は2時間前の19:05まで待てという。しょうがないので1階の健康按摩所で30分85元の按摩の施術を受けて鋭気を養う。そして2階のチェックインカウンターで19:05に戦いを始められる様にちょうどいい列に並ぶ。なんとか広州までたどり着ければ、南航の日本人職員も居るし、最悪ノースウエストに助けを求められる。
そして19:06にチェックインカウンターの地上職員の小姐に、強接収の紙を見せて、”明日、日本に帰りたいんです。広州まで航空券を発券してください。お願いします。助けてください”と哀願攻撃に出る。小姐も強接収のフライトスケジュールを持ってきた日本人に緊急事態を察知し、小姐はいろんなカウンターを周り、対処出来る職員を捜してくれる。そしてカウンターに居た眼鏡小姐に事態の改善を頼む。この眼鏡小姐、チェックインカウンターの主経理らしく、彼女の持ちうる権限で格闘してくれる。俺は心の中で”加油!眼鏡小姐!”と連呼する。そして眼鏡小姐は見事に広州までの航空券を発券してくれる。真棒!眼鏡小姐、多謝!眼鏡小姐。これで俺の路は広州まで繋がった。しかし広州行きの便は4度もゲートチェンジを繰り返し、出発時間に機材が到着し30分遅れで広州に飛び立つ事と成る。どこまでいい加減なんだ南航は。
【2/25 広州(国際線)】
もうここまで来れば、南航の日本人職員もいるし、近くにノースウエストのカウンタ−もある。しかも予約した便はJALとのコードシェア便。もう強気になりチェックインカウンターにいた南航の日本人女性スタッフに強接収の紙と広州ー重慶間の航空券とカードの利用明細を見せて事の経過を説明し、南航に成田までの航空券の発券と広州ー重慶間の航空券620元の返金を求めるが、女性スタッフも国際線の管理者に掛け合い、南航上層部やノースウエストと調整するが、成田までの航空券は発券するが、広州ー重慶間の航空券代620元の返金は拒否し、ノースウエストに返金を要求する様に責任を押し付けやがる。どこまで最悪なんだ南航は。
【2/25 成田】
そして成田にたどり着いたカシム。すぐさまノースウエストのコールセンターに電話し、事の経過を説明し、広州ー重慶間の返金を求める。現在ノースウエストは中国南方航空に説明を求めて責任の所持を確認すると電話を受けるが、きっと南航は責任を認めないだろうしノースウエストも、泣き寝入りになりそうだ。
【2/28 濱】
ノースウエスト航空より正式な回答があり、両航空会社のシステムトラブルにより、スタンバイ状態のままに成った事に対し謝罪があり、広州ー重慶間の航空券代の返金に応ずると回答があった。俺はこの後の再発防止を両航空会社で検討してもらう事を条件に返金に同意した。

そして俺の裏重慶奇行はやっとここで終了する。広州の国内線の管理者による妨害工作を受けたが、南航の小姐達の親身になった数多くの努力により、一つ一つ歩を進めてくれた事によりカシムは濱に帰還出来ました。多謝!小姐。反中に成りそうな事故でしたが、今度こそいい中国旅をしたいと思います。
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広州市新白雲空港


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