国際親善試合 日本女子代表対オーストラリア女子代表

オーストラリアは北京オリンピックで戦うアメリカとニュージーランドの仮想敵国として想定し戦いを挑む。しかしオーストラリアはオリンピックに出場出来ずに、若返りを図っているので若手中心のメンバーでちょっと残念だ。でもヤルからには大差をつけて勝って欲しい。頑張れ日本女子。

前半はオーストラリアも体格を活かしたワイドな攻撃を仕掛けてくる。ただまだ連携が不十分なので中央からの突破が多いため、日本女子が確りとシュートコースを切ってシュートを打たせない。一方豪州はついつい日本の攻撃陣の早さに対応しきれずにDFが集まりすぎるので、左右に振って行けばチャンスの芽は数多く作れそうだね。宮間や近賀の上がりでサイドを活かした攻撃が出来ているので流れさえ作れれば点が取れそうだね。そしてロスタイムに入る直前に右サイドのクロスから澤がDFを振切りヘッドで押し込む。日本女子が前半を1-0で折り返す。

後半になるとオーストラリアは暑さで足が止まり出すと、2分に宮間からのクロスを永里が奇麗にボレーで２点目を上げる。スピードでの勝負では日本女子に分があるのでそこを突いた良い攻撃だった。オーストラリアは疲労と日本女子の速さに対応出来なくなり終始防戦一方に成る。日本女子は宮間や近賀、長里が自由に走り回り、チャンスを演出しまくるが後１歩が届かない。試合を支配すれどゴールが遠かったが、37分に丸山を投入した所で流れが変わってくる。丸山がファーストタッチでドリブルでPAに切れ込むと、オーストラリアDFが堪えきれずに丸山を倒してしまいPKを献上する。そのPKを丸山本人がGKの逆をついてゴール右隅に冷静に決めてダメ押しの3点目を獲得する。そして日本女子のペースにまま試合が3-0で終了する。

若手中心のオーストラリアが相手とはいえ、この暑い中、足が止まる事も無く良い攻撃が出来たので一安心です。この勢いで火曜のアルゼンチン戦を勝利し北京オリンピックに臨みたい。

ホームズスタジアム神戸

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