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ディファイアンス [映画]

difiance-z1.jpg【ストーリー】第二次世界大戦さ中の1941年。ナチス・ドイツの迫害はポーランドの小さな田舎町まで迫っていた。両親を殺されたユダヤ人の、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)のビエルスキ兄弟は、復讐を胸にポーランドに隣接するベラルーシの森に身を隠す。やがて森には、ドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人が次々と助けを求めて集まってくる…。食料難、寒さの中、人間らしく生き抜くことを心に決め、肉体も精神も極限状態の日々を過ごしていた。(goo映画よりストーリー紹介)

キャッチコピーで『シンドラーのリスト』を引き合いに出していたので、とても期待して行ったのですが、内容はかけ離れていますよね。でも悪い作品ではないですが、何か物足りない。

長兄はひたすら博愛主義で迫害されているユダヤ人が居ると、集団の危機をも顧みず保護して行き、次男はそんな兄を尊敬しながらレジスタンスに身を窶して行く。この兄弟の葛藤がこの作品の肝であるのだけど、結構いい感じに描かれていますね。長男はリーダーとしての苦悩に苛まれ、森の中も極限状態の中の生活なれど、人としての尊厳を守り生き抜こうと努力する。次男はドイツと戦う事を選び、レジスタンスとして勇敢な戦いを繰り広げて行く。明暗がはっきりと分かれていて見応えがある。迫害されるだけではなく生きる為に行動する人々の戦い。

戦時中のユダヤ人を題材にした映画は多く作られてきて、結構秀作も多く見応えがありますが、この作品はこれまでと違った兄弟の生き様と戦いを描いていて視点が変わっていていい。
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