キリンカップサッカー2009 日本代表対ベルギー代表

１週間後のウズベキスタン戦への仮装敵国のベルギー。高さに負けない戦いが出来無ければならない。勝ち抜いてW杯最終予選に弾みを付けたい。

前半から日本はサイドを効果的に使いベルギーのゴールに迫って行く。しかし赤い悪魔の異名を持つベルギーDFはそうそうシュートを打つ機会を与えてくれない。シュートを打ててもGKの正面とかなかなかゴールに繋がって行かない。しかし中村憲がサイドに走り込む長友に振ると、角度の無い位置からでも長友がシュートを放ち先制点を上げる。そしてベルギーの体勢が整わないうちの23分にも、中村憲がパナルティエリアに切れ込みシュートを放ち2点目を上げる。流石にベルギーも２失点すると目が覚めたのか、サイドを使った攻撃に切り替えて行く。しかし31分の闘莉王のミスでカウンターから楢とローランが1対1になったシーンは肝を冷やした。日本が中盤を支配したまま前半は2-0で折り返した。

後半に入るとベルギーはラインを高めにキープして、攻撃的な形を見せ始める。日本は前半走り回り過ぎた為が少しずつ足が止まり始めるが、日本のスピードが勝っていたためDFの裏に効果的なパスが送れていた。そして15分に右サイドに張っていた大久保が低く早いクロスを中央に送ると、岡崎がダイビングヘッドで合わせて3点目を上げる。その後は両チームとも選手を入れ替えてきたので連携も崩れがちだが、ベルギーの時間が長かった様な気がするね。しかし31分に中盤から本田がサイドを掛け上がった長友に振ると、長友がサイド深く切れ込んで中央に低いクロスを上げると、矢野が反応し、4点目を上げる。この際に大久保がGKと接触し痛み、この後プレーに支障をきたしたので日本は10人で戦う事なる。主導権はベルギーに渡す事となるが、日本代表が集中して守備を行い、不利な形でも落ち着いて戦い、日本が4-0と快勝する。

キリンカップの優勝を勝ち取り、いいイメージのまま日本はウズベキスタン戦に臨めるよね。


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タグ：キリンカップサッカー 日本代表 ベルギー代表