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パブリック・エネミーズ [映画]

publicenemies_1_1a.jpg【ストーリー】大不況時代の1933年、銀行強盗のデリンジャーは、不況にあえぐ庶民たちのヒーロー的な存在だった。ある日、シカゴのバーで、デリンジャーは一人の美しい女性に目をとめる。その女性ビリーをデリンジャーは食事に誘い、銀行強盗であることを打ち明ける。その頃、FBIは敏腕捜査官パーヴィスをシカゴに送り込み、デリンジャーを「パブリックエネミー(社会の敵)」として逮捕をもくろむ。愛し合うデリンジャーとビリーだったが、ビリーの目の前でデリンジャーは逮捕。しかし彼は脱獄し、再び犯罪を繰り返す。(gooより)
ジョニー・デップの作品だから見に行ったんだが、でもこの作品は彼の良さが出ていないよ。マイケル・マンが監督が普通のハリウッド大物俳優を起用して世界大恐慌時代のシカゴの悪党を当たり前の様に演出してしまった。普通はこれで良い。でもジョニー・デップではそれでは残念ながら生きない。ジョニー・デップには悪役の凄さが出て来ないからである。いくら銀行を襲っても、淡々とし過ぎて何も残らない。流石に監督も解っていたのが、ジョニー・デップに悪党の面より、悲恋を演じる悪党にしたかった様だが、こちらも思惑が外れたみたいだね。ジョニー・デップは狂気を内包した人物やめちゃ変人(ファンには失礼だが)が良く似合う。今のジョニー・デップを作り上げ、その良さを理解し過ぎているティム・バートン監督の作り上げる作品群とは明らかに趣を異にしてしまったね。簡単言えばキャステイングミス過ぎて、映画に対する感情移入も、ジョニー・デップの演技を楽しむ事も出来なかった。ジョニー・デップの悲恋なんて笑っちゃうだけだし。この映画ではジョニー・デップを楽しめなかった。
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