AFCU-16女子選手権タイ 3位決定戦 日本代表対中国代表

AFCU-16女子選手権タイの3位決定戦を見にチョンブリスタジアムに行ってきました。チョンブリ市内からモーターサイで10分で100Bで到着しました。15時過ぎにスタジアムに入ると日本側は日本人、オージー、タイ人合わせて30人程。U-17W杯の出場権がかかる為、中国側はバンコクから動員と中華学校の生徒を合わせて1,500人以上。圧倒的な観客の差。しかも中国側は太鼓や金を使った組織的なウルトラス系の応援。日本側は選手紹介の後、俺が日本コールしても他の客はあまり乗ってこない。通しの応援は諦めポイントの応援に切り替える事にした。

前半から日本はパスワークで攻撃を仕掛けるが、中国のフィジカルに圧倒されてバイタルエリアまでは行けても、ペナルティエリアに切り込めない。厳しいチェックからボールをロストし、自陣に攻め込まれるシーンも多々あったが、決定力がなく救われていたが、U-16ながら重戦車のようだった。しかし両サイドに振る事により徐々に中国の足が止まり出す。30分過ぎから日本のボール保持率も上がり、ペナルティにも切れ込めるようになるが、強靭なDFを崩せずいいシュートが放てなかった。だが前半終了間際にペナルティエリアに切れ込むと、中国DFが堪え切れずに選手を倒して日本がPKを得るが、そのPKをGKに止められ前半は0-0で折り返す。

後半は日本がパスを回せるようになり、果敢にペナルティに切れ込んで勝負を仕掛け出す。7分のシュートもいい形が作れゴールに迫った、10分にハーフラインでボールを奪うと前線にスルーパスを通し、大澤選手が反応し中国DFを数枚引き連れつつシュートを放つがDFが防ぐ、そのこぼれを中尾選手が中央付近からミドルシュートがゴールに突き刺さり先制点を上がる。中国も反撃に出るが、DFラインが高くなり日本が裏をとる場面が多くなるが追加点は遠かった。中国もロスタイムにCKを得て猛攻を仕掛けるが日本が防ぎ、1-0で日本が勝利しU-16W杯決定。