美術館の隣の動物園 [韓国映画]
評価95点
ハッカビーズを見てしまい俺の頭はカオスに放り込まれたので、リハビリを兼ねてシンブルで好きな映画を見た。
チョルスは軍隊の休暇中に恋人タヘのアパートを訪ねる。チョルスは花を買い部屋を奇麗に掃除し溜まった家賃を払い彼女の帰りを待っていた。しかし帰ってきたのは見た事も無い女性のチュニ。彼女はがさつで掃除嫌い、お風呂嫌い、歯もみがかないで片想いばっかりしている結婚式のビデオカメラマンのチュ二だった。几帳面な彼とがさつな彼女。反発し合っている2人。チョルスは捨てられた彼女と連絡を取る為にチュ二の家に10日間休暇の間、家賃は払ってるけど居着く事に成る。チョルスは元彼女の事を忘れられず、チュニは片思いの議員秘書にアタックしようとするがうまく行かない。そしてチュニの書き上げている恋愛映画のシナリオを恋愛経験の少ないチュニチョルスの2人で書き上げて行く事に成る。そしてシナリオの劇中劇とリンクして映画が進んで行く。気が強くいがみ合い反発する2人とシナリオの中の引っ込み思案で物静かな2人。これがいいアクセントとなっていていいね。
チョルスはがさつなチュニを全く女として見てないし、女と思っていないんですわ。仲間というか同級生みたいな2人。まあ年もほぼ同じですがね。男の前なのに化粧もせず、チョルスの作ったチゲをきゃきゃいいながあ食べるのを見てると異性と感じられないかもね。でもアイデアを出し合いながらシナリオを書き上げる2人はいい感じに成って行きます。そしてシナリオ書き上げる時2人の変な同居生活は終わりを告げる。ラストのチュ二の表情を見るだけでも必見です。
シンプルで暖かくほのぼのとさせてくれるいい映画です。
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