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近距離恋愛 [映画]

kin_ren_1_1a.jpg【ストーリー】自分の発明で優雅に遊び歩き自分のルールを守り、自由恋愛を楽しむトム。メトロポリタン美術館のキューレターとして努力により成功を掴みかけているハンナ。二人は大学時代にハロウィンパーティーでの出来事から友人として付き合い出し10年が過ぎた。恋人未満友人以上の関係は居心地の良い物であったが、ハンナがスコットランドに美術品の買い付けで6週間の出張をした事により、トムに気持ちに変化が現れる。だがハンナは、旅先で出会った婚約者を連れてNYに戻ってくる。彼女に筆頭花嫁介添人をお願いされたトムは、彼女を取り戻すチャンス欲しさに引き受けるが…!?

この映画はライトなラブコメディでNYの世紀末の浮かれた時期、独身貴族の気ままな暮らしと、中世の暮らしが息ずくスコットランドのスカイ島が舞台なのでなんか浮世離れしている。

トムは自分の発明したスタバのスリープで、その利用料が1つにつき10セントの収入で高級外車に乗り、自由に女性の間を彷徨っていた。仕事はしてなさそうだし余りの道楽ぶりではこれじゅあ女性からの信用は無いわな。さほどの美男子ではないんだけど、何故か女性にモテる。

一方ハンナはメトロポリタン美術館でキューレータとして地道に努力しチャンスを得るが、その旅先で運命の白馬の王子様を見つけて、敢えてキャリアを捨てて結婚という路に踏み出す。アラウンド30でちょっと焦ってしまったのかな。しかも彼女の好きな絵はモディリアーニ。ダメ男に嵌ってしまう性質があるのだろうか。どうも仕事運はあっても男運は無い感じだね。

この映画はトムの行動をメインに話が進みます。金も女も潤沢な気楽な独身暮らし羨まし過ぎです。そして楽しい仲間達とバスケに興じ、デートも気軽に楽しんでいるがが、ハンナとは価値観や趣味が似ているのでダベリもショッピングも気軽に出来るのに、他の女性では上手くいかない。彼女が出張で居ない間や婚約者が現れてからは、ハンナの存在の大きさが深く深く感じられてします。でもハンナの為と、ハンナを取り返す為にブライズメイトをかってでる。しかも男性のブライズメイトなので、周りからゲイと間違えられてしまう所がおかしいよね。

でもハンナは完璧な王子様ではなく、欠点だらけで情けない浮気男を選ぶのかの理由付けが弱い気がします。ダメなトムに母性本能が働いていたかもしれないけど、トムは結婚しても浮気して自由気侭な暮らしを享受し、モディリアーニとジャンヌみたいに生活が崩壊しそうです。

何も考えずに楽しめるけれど、軽いラブコメの域を出ていないし、キャラも弱い気がするぞ。
タグ:近距離恋愛
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