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チェブラーシカ [映画]

cheb_1_1a.jpg【ストーリー】果物屋の店員さんがオレンジの箱を開けると、そこには毛むくじゃらな不思議な動物が入っていました。その動物を座らせようとすると倒れるので店員さんは彼をチェブラーシカ(ぱったり倒れ屋さん)と名付けました。そして店員さんは彼を連れて動物園に向いますが、動物園でも彼の正体は解らず受け取りを拒否します。そしてチェブラーシカは街の電話ボックスの中で生活を始る。ワニのゲーナが寂しさから町中に貼付けた「友達募集」の張り紙を見付け、チェブラーシカはゲーナの元を訪ねます。そこには子犬のトービクと少女ガーシャ、ライオン、キリン、猫が集まりました。そして彼らは共同の家を建設する事に。

定番人形アニメのデジタル版です。ポニョと抱き合わせの感があるが、良い映画なのでOKだ。
旧ソビエトの時代背景が深く横たわる作品ですね。果物屋のおじさんがオレンジの目方を誤摩化したり、人々官僚的だったり、スパイに怯えて余り人を信じられなくて孤独だったりと、暗い部分があるが、それをチェブラーシカの無邪気さが打ち消してくれる。チェブラーシカが自らの存在と居場所を求める姿はちょっと物悲しい。そしてゲーナとの出会いでそれが変わる。
4作品に共通して登場するのはチェブラーシカ、ワニのゲーナ、謎の女性のシャパクリャク。三人三様の味のあるキャラで当時のソビエトの象徴なのかな。そしてチェブラーシカを通じて子供達に確りとしたメッセージを発信している様だね。人々の孤独だったり、友情の大切さだったり、自然破壊だったり、ゲーナの弾くアコーディオンの物悲しさの中に深く浸透していた様な気がします。楽しくもあり寂しくもあり子供も大人も楽しめる質の良い映画でしたね。

チェブラーシカ

チェブラーシカ

  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • メディア: DVD


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