2010 FIFAワールドカップ アジア最終予選 カタール対日本代表

最終予選において目下の所のライバルのカタール。是が非でも勝利を収めなければならない相手ではあるが、相性が悪く未だ未勝利な相手。岡田監督の進退もかかるが、勝利出来れば最終予選が有利になる。堅い守備とカウンターに注意しながら勝利を目指して欲しい。頑張れ日本代表選手達。

前半序盤、カタールはゲームの主導権を握るべく果敢に攻め込む、中盤でパスカットすると右サイドを起点にし、素早いクロスをFWに合わせてくる。それを日本DFが冷静に対応出来ていた。この時間帯を凌いだ事により流れが日本に向いてくる。日本も右サイドを起点に攻め隙があればミドルを打って積極的に攻める。そして19分に右サイドを上がった内田がDFの裏を狙うパスを出すと田中達が反応し、田中達がフリーでシュートを放ち先制点。良い時間での先制だ。日本はこれにより少し引いて守備の意識を高める。これによりカタールが個人技を多用し日本の中盤でパスカットしカウンターを仕掛けるが、焦りからかトップにボールが収まらない。30分過ぎに日本がシフトチェンジし攻撃に転ずる。今度は大久保を起点に攻め上がる。大久保がサイドや中央に顔を出し、ミドルやこぼれ球をシュートし積極的なプレーが光る。左右に振る事によりバイタルエリアが空いてくるので守備が甘いね。前半は0-1で折り返す事に。

後半早々から日本が主導権を握って攻める。2分に両サイドに振る事によりDFが引きずられ中央の長谷部を起点に左に流れた玉田にパスを通すとダイレクトボレーでシュートを決めて2点目。いいシュートだった。2点差がついた事によりカタールが力技に頼りサッカーが雜になり出す。日本は両サイドを効果的に使いゴール前を伺う。カタールは選手交代をして活性化を図るがそれが裏目に出て、19分にCKの流れで中村俊がクロスをファーにいた闘莉王に通すとヘッドで合わせて3点目。これによりカタールは切れてしまったかな。カタールから積極性が薄れ無駄なファールが増えてくる。日本は無理せずにボールをキープし両サイドにボールを預けながら隙あらばシュートに持ち込んでいた。日本は危なげない試合運びで0-3でカタールに快勝する。

この勝利により勝ち点7。これでグループ1の2位につける。多少余裕ができたがまだまだだ。

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