スウェーデン招待 アメリカ女子対日本女子

オリンピック前の最後の調整と成るはずのアメリカ戦。勝っていいイメージで終りたいよね。

前半からアメリカの分厚い攻めに後手に回り、ヒース、モーガンにいい様に走られてしまう。
3分にヒースの上がりからクロスを上げられモーガンの強烈なシュートで先制を許してしまう。その後も落ち着く暇も無く、10分に左サイドの上がりから深い位置でクロスを上げられると、ワンバックの突進を止められずに合わされて2点目。これで日本のゲームプランが崩れてしまったかな。26分に宮間のショートコーナーから大野がクロスを上げると永里がヘッドで合わせて1点を返すが、選手達が浮き足立ってしまい、日本のお家芸のパスワークが崩れてしまう。パスのスピードも遅く、選手の距離も間延びしてしまい、アメリカのプレスのいい餌食と成ってしまう。サイドや中央から崩される姿は、2年前以上に戻った様な自信の無さが垣間みられてしまった。澤や阪口が奮起を促すも声が出ていなかったな。なんとか前半は2-1で折り返した。

後半は日本も序盤はパスワークで崩しに掛り何度かいい場面を作れたが、だがそれも長くは続かず疲れが見え始めると、細かなミスが出始める。15分に宮間の横パスが力無く選手間を通そうとすると、モーガンにかっさわれ、そのままドリブルで突進しシュートを放たれ3点目。余りにも情けない失点。疲れから集中力が切れてしまったな。その後もアメリカのプレスに追われ、日本は消極的なプレーが続いてしまう。日本がいい所無いまま、ロスタイムにワンバックに決められて4-1で終了。日本は余りにも修正点と課題が多いが、本戦までにまだ時間はある。

タグ：スウェーデン招待 アメリカ女子 日本女子