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聲の形 [映画]

koe.jpg【ストーリー】退屈を何よりも嫌うガキ大将の小学生・石田将也は、転校してきた西宮硝子に無邪気に好奇心を抱く。彼女が来たことで退屈から解放されるが、硝子とのある出来事をきっかけに周囲から孤立してしまう。それから五年が経ち、二人はそれぞれ別の場所で高校生になっていた。あの出来事から殻に閉じこもっていた将也は、硝子の元を訪れる。
(gooより)

この映画は俺にとって辛過ぎた。俺は眼球震盪と斜視で視力が右0.2左が0.1以下でメガネでの矯正が不可な極端な弱視。眼科医は障がい者申請をして、小学校は特殊学級に行く事を勧められた。Specialbookの幼稚園の硝子に近い状況だった。でも俺の親は健常者として普通学級で学ぶ事を選択した。それにはもちろんイジメが付いて回る。目が悪いので後ろの席では黒板の文字は読めない。体育の時間は体操も出来ない。球技は何も出来ない。球技でチームを組んでくれる相手など居ない。’お前が居ると負け戦’と言われいわれ味噌っ糟。肉体的、精神的でイジメに有っていた。メガネは何本壊れたろう。先生が庇ってくれる事も無かった。ある時、授業中にいじめっ子に気に喰わない事があったのか、教室から引きずり出され、廊下で殴られ顔を腫らして戻っても教師は何も言ってくれない。そんな状況では、俺は日々の出来事を忘れる事により、キツイだけの小中学校の思い出を消す事により生き残るを選択した。自殺などという逃げを打たずに、小中の9年間耐え抜いた。ほとんど小中学校であった事、同級生なんて覚えていない。高校に進んでイジメは無くなったが、体育の半分がランニングだったので、運動が出来ない点は救われた。45歳の時に、俺の事をキツく虐めていた奴の母親が、俺の母親に中学の時に俺の事を虐めず仲良くしていれば、マトモな人生を歩めたと言いやがった。小中の時のイジメにあったことは親には黙っていたのに。(気付いてはいたろうが)虐められていた人間が虐めている相手と和解など俺には出来ない。そいつが前科が付いていようが、刑務所にいようが知った事でない。映画前半は心が痛過ぎた。将也が高校で孤立する場面も見ていられない場面が多かったし。この映画は俺に辛い過去を思い出す見るのが辛い映画となってしまったよ。
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