ノエル

４０の独身男が一人で見る映画ではなかったな。変な寂しさがあふれて来たよ。俺にも愛って物が欲しくなるね。
この映画は悩み多き３人の男女がクリスマスを迎えるまでの苦悩とクリスマスの朝におこる奇跡を描いた作品です。

１人目のローズは、離婚歴のある独身４０才台のエディターの女性。ローズの事も分からなくなった重度のアルツハイマーの母親を介護しながらクリスマスを迎えようとしていた。彼女は誰も面会に来ない向かいの病室で植物状態の病人が気になり彼に天使の飾り物を贈った。しかしそこに見慣れない面会者が居た。

２人目のニーナは、婚約者のマイクと結婚式を１週間後に控えたクリスマスのパーティーの準備に励んでいた。ニーナは友人とツリーにはクリスタルのエンジェルを飾り立てていたが、それを見たマイクが嫉妬により誤解し二人の間にすきま風が吹き始め、そしてマイクに不思議な初老の男性が近寄ってくる。

３人目のジュールズは冴えない若者、１番楽しかったクリスマスが１４歳の時、病院で迎えたクリスマスパーティー。彼はなんとかその楽しいクリスマスパーティーに参加したいため、友人のつてで骨折をさせてくれる人を紹介され、念願の病院に行くが、病院は忙しくパーティーをする余裕が無く、精神科医に自分の過去を語る。

そして、この３人とその関係者がが関連してクリスマスのその時へと向かっていく。そしてそれぞれに小さなクリスマスの奇跡が訪れる。

この映画のペネロペ・クルスが奇麗な事、吸い込まれる様な瞳で見つめられたらアウトですね．黒の下着姿で踊るシーンは妖艶で奇麗です。マイクじゃなくてもこんな彼女を持ったら嫉妬に狂い彼女に言い寄る男は居ないのかと疑心暗鬼になりますよね。３人それぞれに小さいながらも奇跡が訪れそれぞれに幸せになるのがいいです。

本当この映画はカップルで見に行くには最高の映画ですね。一人で見に行くには寂し過ぎます。