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U-22 4カ国トーナメント2007 日本代表対中国 [日本代表]

中国と言えば2003年のアジアカップが思い出される。あの日本に対する非情な敵意には怒りをも感じた。スタンドに居て、言葉や態度による非道にはサッカーを見る物として悲しいものを感じた部分がある。そして、この大会の瀋陽ではそのような事が無い事を祈るのみ。

日本は序盤から平山、李の2トップで攻勢に掛かるも得点を奪えないでいると、中国に主導権を握られ、中国に攻め込まれるシーンが続く。サイドから中央から攻め込まれるが、辛うじて日本DFが最後の詰めを許さなかった。でも日本のサイドを完全にマークされたので、なかなか素早い攻撃が仕掛けられない。何らかの打開策を見いださねばならないが、ホームタウンの有利さからか中国のペースは変わらなかった。得点期を得られないまま前半を0-0のまま終えた。

後半早々反町監督は動いてきた。岡崎、梅崎、枝村を投入してサイドの活性化を図る。選手交代が功を奏しペースを握る事が出来たが、チャンスを逃し続けるうちに流れを又失ってしまった。ホームの意地とサポの圧力により中国に流れが行ってしまった。流れは中国に傾いてしまったが、GK西川やDF陣の踏ん張りで点を与えない。日本も数少ないチャンスを物にしようと頑張る物のゴールは遠かった。両チームとのチャンスを生かせないまま時間が無情にも過ぎ去って行く。最後の最後までゴールはとても遠く、0-0のスコアレスドローで試合が終了する。


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