傷だらけの男たち：濱のカシム：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

U-22 4カ国トーナメント2007 日..｜U-22 4カ国トーナメント2007 日.. ブログトップ

傷だらけの男たち　[映画] [編集]

【ストーリー】2003年のクリスマス。香港のバーでクリスマスの余韻を感じる中、飲めない酒を持て余す刑事ポンと、上司であり朋友であるヘイは、女性ばかりをターゲットとする殺人の容疑者を張り込んでいた。その容疑者が動きだし２人は追跡の末、容疑者の家で犯人を逮捕する。そしてポンは激務のあとに恋人と同棲するアパートに帰ってくると、ベットには変わり果てた恋人の姿が、お腹には新しい命を宿していた。ポンは悲観にくれ刑事を辞職する。3年後。ポンは恋人の死から立ち直れず酒に溺れてアルコール中毒になり私立探偵に身をやつしていた。一方ヘイはキャリアを積み順風満帆な生活を送っていた。そこに億万長者のチャウと執事のマンの殺人がまた２人の運命をクロスさせて行く。

香港映画で大規模な公開だったので珍しいなと思って見に行ったら、金城武の映画だったのね。キャスティングを確認しておくんだった。でも刑事ドラマなので期待はしていたんですがちょっと今イチかな。サスペンスの謎解きなのか２人の刑事の内面を描いたヒーマンドラマにしたいのかちょっと半端なんだよね。復讐劇って展開まで入れてしまったので一杯一杯です、
もう少しターゲットを絞って欲しかったね。もっと２人の悲哀に対し掘り下げて欲しかった。

あと変にポンがイメージする映像が邪魔です。犯人探しではないというメッセージを込めてなのかもしれないが、余計にストーリーを混乱させてしまった。観客にイメージを作らせてよ。

金城クン、もう少しアルコール中毒患者の演技の勉強しようね。とても変だよ。あとハードボイルドぽっくするなら女性のチョイスも大事だよ。悪いんだけどホステス崩れの女では美しくない。陰を感じないし引かれる物が無かったのが残念です。後半はどうも絵にならなかった。

悪くはない映画ですが、変に期待しすぎると裏切られる作品なので気軽に見ると良いかもね。