ナショナル・トレジャー　リンカーン暗殺者の日記：濱のカシム：SSブログ

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ナショナル・トレジャー　リンカーン暗殺者の日記　[映画] [編集]

【ストーリー】アメリカ近代史の中で謎が数多く秘められたリンカーン暗殺事件。その暗殺の首謀者と言われたジョン・ウィルクス・ブースの日記の18頁目の一部が発見され、そこに書かれた秘められた陰謀が明らかになりつつあった。しかしそこには天才的歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツの祖先が、暗殺を行ったとされる秘密結社ゴールデン・サークル騎士団の一員として暗殺に加担したと書かれていた。しかしゲイツはその説に異議を申し立てるため、汚された一家の名誉を晴らす為に仲間と共にリンカーン暗殺者の日記をめぐり、その中に秘められたお宝を求めて冒険が始まる。

このシリーズのお宝探しは古代ではなく近代の謎解きを行うので、ネタも比較的わかり易い点がいいかな。しかも今作は前作のヒットを受けてちょっと豪華に撮りましたって感じで、パリの自由の女神やバッキンガム宮殿での家具のトリックとありそうな感じがしますよね時代的に。ラストは変な無茶してますけどありそうなのがいい。アメリカであのラストは無いかも。

ニコラス・ケイジはこの作品のように抑えた演技がいい。（変にはじけると顔とのギャップがあるし）ドンパチしすぎな感がある。無駄な銃撃シーンやカーチェイスはハリウッド作品だからしょうがない部分があるがね。娯楽大作としてはドンパチは必要悪であるのかな。素直に楽しむのにはいい作品かもしれない。一見シリアスタッチながら変過ぎるのでそれが笑えるが。

最大の難点は、もう少し悪役のウィルキンソンがずる賢かったらよかったかもね。ただ単にストーキングしてゲイツの邪魔してるだけだもんな。インパクトがもっともっと欲しかったね。