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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [映画]

charlie_w_1_1a.jpg【ストーリー】テキサスの田舎下院議員チャーリー・ウィルソンは、酒と女が大好きなお気楽議員として、美人秘書(チャーリーズエンジェル)達を従えて議員活動していた。あるときテキサスの6番目の富豪のジュリアンに勧められアフガニスタンに視察に向う。チャーリーはそこで目にしたアフガニスタンの惨状を目の当たりいしてアフガニスタンの救済に燃える。陸軍出身のコネをフル活用し、チャリーは年間500万ドルのアフガン支援資金を1.000ドルに増額し、そして順次10億ドル超まで増額し、CIAをも巻き込んでのアフガニスタンからソ連軍を追い出す壮大な計画を画策する。

この作品はチャーリがトム・ハンクスだから持ったかもしれないね。彼じゃないとこの物語にリアリズムは出なかったかも。しかも酒と女好きそうな感じがしっかり出ていて、どことなく山師ぽさがにじみ出ていて、かつドスが利いた演技も出来たので最高にマッチしていました。
そしてそのパートナーのジュリア・ロバーツ演じるテキサスの6番目の大富豪も浮世離れした感じも良かったよ。チャーリーを焚き付けて彼女の臨むアフガンの救済が成功させるのだから。
そして脇を固めるCIAエージェントも太っちょでエリートコースを外れたダメなスパイだけど、彼の人脈をフル活用し、スパイ映画の様なスマートでないが泥臭い活動がリアルだったね。

しかしアフガン支援をしたのは米国のソ連に対する面子だけ。ソ連軍を追い出せばアフガンへの人道支援の為の100万ドルの支援さえも拒む姿はアメリカの闇をリアルに描き出していた、
そしてラストのチャリーのメッセージがアメリカの失敗があらわになる。アフガンで全て放棄した事によりその後に続く9.11への負の循環に嵌り、イラクへの軍事侵攻の暴走に繋がる。

この映画はアメリカの闇をあらわにしながら、コメディタッチに描かれていますが、あくまで政治ドラマとしての面もあり、映画の題材も深くあれこれ考えさせられる1本でしたね。

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

  • 出版社/メーカー: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


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