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奇跡のシンフォニー [映画]

kiseki_symphony_1_1a.jpg【ストーリー】孤児のエヴァンは、孤児院内で皆に聞こえない音を聞こえると言い張り孤児達からいじめに遭う。しかしエヴァンはその音感が両親が残してくれた能力だと信じ、いつかはその能力により両親にたどり着くと思っていた。ある日孤児院の移転が決まり、エヴァンは何かに導かれNYのマンハッタンへとやってきた。そして公園でキターを引く少年に導かれ、彼らのアジトの壊れた劇場で“ウィザード”と名乗る男に出会う。そしてエヴァンは音楽の天賦の才を発揮し、彼の方法でギターを習得し公園で演奏を始め人々の衆目を浴びて行く。それと同時にエヴァンの両親のライラとルイスも離れていた音楽の世界に戻って来て、3人がそれぞれの引力に引きつけられる様にセントラルパークを目指す。

この作品に”奇跡のシンフォニー”と邦題をつけた宣伝マンに敬意を示したい。原題の”August Rush"ではここまで観客を集められなかったでしょうね。日本人が釣られそうな題だもんね。
ただ、ちょっとご都合主義かな?ギターをいじっているうちにハーモニクス風の演奏法を身につけてしまったり、ウィザードから逃げる為に逃げ込んだ教会で少女から音階だけを習い、借りた初心者用のピアノ教本だけで、生活音の譜面を起せたり、11才でバークレー音楽大学に編入が出来て1年生の首席にはなるのはるのはちょと出来過ぎだし、突拍子が無いかもしれない。
それが気にならない程のロックやクラッシック、ゴスペル、ラップのいろんな音楽が気持ちよく演奏されるのでその音楽に身を委ねるのも、この映画を素直に楽しむコツかもしれないね。
孤児がまだ見ぬ両親をを探すストーリーなんだけど、変にお涙ちょうだいにせず、良い頃合いで話を終わらせるので、その後の展開を観客に委ねる形が余韻が残りこの映画の幅を広げる。
エヴァン役のフレディ・ハイモア少年の演技は上手かったですね。天才子役は大人に成長するとなかなか成功しないが、彼には是非とも成功して欲しいよな。素直な瞳が印象に残ったよ。

奇跡のシンフォニー

奇跡のシンフォニー

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



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