SSブログ

ダークナイト [映画]

dark_knight_1_2b_a.jpg【ストーリー】犯罪渦巻くゴッサム・シティー。ゴードン警部補の努力も腐敗警官達により徒労に終わっていた。
ゴッサム・シティに現れたジョーカーは次々とマフィア達を追い落とし裏社会を掌握する。
そしてバットマンをゲームのターゲットを向けた。
バットマンが正体を明かさないと日々市民を殺害するルールを実行する。
それに耐えかねたブルースは記者会見を開き正体を明かす決心をする。
しかし’光の騎士”と呼ばれる新任の検事のデントが奇策を講ずる。


あえてバットマンとタイトルに冠を付けなかったのがこの映画を見ると解りますね。この作品は悪の帝王ジョーカーがメインの作品に仕上がっています。ジョーカーの狂気が凄いですわ。

そして善悪3極の戦い。バットマン(暗黒の騎士)、デント検事(光の騎士)、ジョーカー。それぞれの倫理観や行動哲学を信じ疾走する展開は素晴しく、息をもつかせない展開ですね。

ジョーカーの登場により市民のモラルも崩壊し、そのカオスを利用し闇に暗躍するジョーカー。モラルを信じるが故に苦悩するバットマン。そして表社会のモラルでジョーカーを追いつめようとするデント検事。モラルが無いが故に行動抑制がないジョーカーの不気味な行動。

ヒース・レジャーが演じるジョーカーはこれが遺作と成るが、それを知っていたかの様に鬼神の様な演技には鳥肌物だ。見事なまで悪の花を華麗に咲し、本当の悪をリアルに演じました。他の役者のジョーカーは映画の花を添える道化でしたが、ヒース・レジャーの演じるジョーカーは見事にバットマンを仰臥しゴッサム・シティの闇夜の主役を見事に演じ切りました。

ジョーカーに負けずにバットマンも頑張ります。ハイテク兵器を駆使してジョーカーを追いつめる。夜の街をバットポッドやバットバイクで街を縦横無尽に疾走するシーンはかこいいぞ。

作品としては2時間半ですが、この疾走感が長さを感じさせない程の映画の引力を感じる物でした。見応えがあり、善と悪との戦いながらも奥が深く観客にも何かを突きつける作品でした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。