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岳 -ガク- [映画]

gaku_1_1a.jpg【ストーリー】島崎三歩は、世界中の山を登り、山の楽しさ、山の厳しさ、山の美しさを知り尽くした山岳救助ボランティア。山の素晴らしさを多くの人たちに知ってもらいたいという三歩は、たとえ自分の過失で遭難した者であっても、決して責めることはしない。そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやってくる。久美は、隊長・野田や三歩の指導の下、厳しい訓練をこなし新人女性隊員として着実に成長していく。しかし、実際の救助では自分の未熟さや大自然の猛威により、遭難者の命を救うことが出来ない日々が続く。自信をなくす久美。そんな折、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生。救助に向かった久美をを待ち受けていたのは、想像を絶する雪山の脅威。その時、三歩は…。

1年ぶりの映画ネタは、岳 -ガク-です。雄大な上高地や穂高の映像が素晴らしかった。俺も山は好きでしたが、軟弱者なので20〜30kgの装備を背負って穂高や槍などに登れる体力が無かったので、学生時代は遠くから眺めているだけでした。昔週末入笠に夜行の長野行き鈍行で富士見に行く際に、多くの山男達が床に新聞紙を轢いて寝ており、上高地に向う姿に憧れたっけ。

そんな昔話は関係ないけど。この話は女性山岳救助隊員の成長物語とそれをサポートしてくれる山岳救助ボランティアの三歩とのストーリーです。映画の中で充分に久美の成長は語る事は出来たが、三歩に頼り過ぎた感は否めないかな。山岳救助隊員の話なので山岳事故が中心になってしまい、山は怖い所だという感じしか出なかった。(背中で要救助者が死んだ事の重さと恐ろしさが伝わったけど)クレパスの中から見上げる青空は奇麗だったけど、そんに簡単にクレパスに滑落はしないだろうと思ってしまうよな。ただ皆が山に行きたくなる様な山の良さをもう少し出せれば良かったのだが。俺も穂高や槍に行きたいが未だに軟弱物なので無理か?
タグ:岳 -ガク-
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コメント 4

JUN

原作からファンですが小栗旬が三歩って聞いた時は「えぇ!」って感じでした。イメージ的にはインテル長友!
by JUN (2011-05-13 10:55) 

カシム

JUN様。nice!とコメント有り難う。
私は原作は知らないのですが、小栗旬の三歩評判悪いですね。
ジャガイモっぽくないのがダメなようですね。
でも映画の三歩の明るさが、山岳事故の悲惨さを和らげてくれる気がしますが。
by カシム (2011-05-14 00:39) 

チングルマ

そうですね。
山は楽しくなくてはいけません。

ところで、あしかがフラワーパークに行かれたんですね。
画像を拝見して、藤の見事さに嫉妬。
入園料の差がでたのでしょうか?
by チングルマ (2011-05-14 16:04) 

カシム

チングルマ様。nice!とコメント有り難う。
岳、上映時間を長く出来れば山の良さも織り込めたのかもね。
でも三歩が穂高の絶壁で飲むコーヒーは、山の醍醐味なのかもね。

あしかがフラワーパークは5月8日まで待った甲斐があったようです。さすが入場料1,700円の価値がありましたね。
by カシム (2011-05-14 21:52) 

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