マッチポイント：濱のカシム：SSブログ

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マッチポイント　[映画] [編集]

【ストーリー】アイルランド人のクリスは、プロテニスプレイヤーとしてツアーを戦っていたが、自分の力の限界を感じプロを引退する、そして高級テニスクラブのコーチとして職を得る。そこで企業家の息子のトムとオペラの事で意気投合する。そして椿姫の公演に招待され、トムの妹・クロエに気に入られる。そしてクロエのすすめも有り父親の会社の就職し、めきめきと仕事で業績を上げ、クロエの両親から好かれ2人は結婚する事になるが、クリスはトムの元恋人ノラと浮気を続けていた。しかしノラと愛の暮らしを得たいが、クロエが与えてくれる裕福な暮らしが捨てられない。2人の女性の間に挟まれクリスは殺人を思いつく…。

実はウッディ・アレンの映画って初めてなんです。なんか皮肉屋で理屈をこねそうで敬遠していたんですが、この作品はそうではなかったね。でも何が言いたかったのかちょっと分からんかった。運がいいやつはスポーツでもビジネスでも犯罪でも何をやっても上手く行くってことなの？３人の男女の愛憎劇は良く有る題材なので普通かな。クリスはドドフトエフスキーを読み、オペラが好き。今時の若者らしく無いぞ。「罪と罰」がこの映画のキーワードとなるんだが、天下のロンドン市警の捜査の雑さがなんだかな思えるが、テニスのラリーでボールがネットに掛かった時、運が有るのかないのかで勝負が決まる様にクリスは運のみで行ったしまったんだが、人生ってそんなもんか？ちょっと不満の残る映画です。