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ユア・マイ・サンシャイン [韓国映画]

【ストーリー】農村で母親と暮らす36歳のしがない独身男のソクチュンは、バイクに乗り田舎道を走っているウナにひと目惚れ。しかし彼女はホテルにコーヒーの出前(売春)をする風俗嬢だった。しかしソクチュンはそれを気にせず熱心なアプローチをこころみ、ウナもやさしいソクチュンにいつしか心を開いていく。ある日ウナは出前先で客に乱暴され重傷を負う。ソクチュンはウナを献身的に看病し、ウナも回復するとともに彼のアプローチを受け入れていく。そして2人は結婚し幸せな家庭を築くが、至福の時は長くは続かなかった。

「死んでもずっと愛してる」この映画は実話をベースに作られているので、陳腐な作り物の作品ではないんですよね。横断幕に掲げられた”ベトナムやフィリピンから嫁を”のスローガン、それと韓国(日本もそうですが)の田舎の現状や嫁不足など。そして韓国独自の風俗事情が相まって映像的にもきれいな部分があるが、内容はベビーです。
女性の観客からしたらウナがコーヒーショップの出前嬢だったり、客からの暴行、前夫のストーカー行為やDV、最後にはHIVに感染しながら売春宿の売春婦まで落ちていくウナに嫌悪感を感ずる部分もあるでしょうし、男性からしてみたらソクチュンが愛してると連呼しながら、ウナがHIVに感染したと保健所の職員から聞かされ一緒に検診にきなさいと言われながらも、HIVに対して無知であったために1人でこそこそ保健所に行く姿に不快感を感ずる。愛しているのなら2人で今後の治療の方法とかを話し合うべきだったし、それを怠ったためウナの蒸発と売春宿へ売られることもなく、ウナの逮捕も避けられたんだから。
一時期日本でもHIVの感染を知りながら性交渉を行った場合の刑法の適用範囲について議論もあったのが思い出された。
これらが気になって映画にのめりこめなかった気がする。ラストは俺は納得できるものではなかったが、ソクチュンとウナの拘置所でも面会シーンはちょっとうるっときてしまったね。
決して奇麗事で済まない内容故種々の意味合いを持ちながら見るにはいい映画かもしれない。

ユア・マイ・サンシャイン

ユア・マイ・サンシャイン

  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • メディア: DVD


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