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世界最速のインディアン [映画]

【ストーリー】ニュージーランドの南島の小さな町インバカーギル。バートは若い頃は優秀なエンジニアだったが今は年金を受給しながら一人で小さな小屋に住んでいた。しかし彼はスピードの神に魅せられ1920年に製造されたインディアンとういバイクをチューニングし、NZ国内のスピード記録を持っていた。彼はバイクのテストの為早朝から爆音を轟かす困った老人であったが、バートには夢があった、米国ボンヌヴィル大平原での大会で自分の作り上げたインディアンで思う存分走る事だった。そして細々と貯めた年金と住人達からの餞別を貰いライダーの聖地目指して出発した。

俺は1997年12月14日にクイーンズタウンからスチュワート島に行く為にインバカーギルに1泊しています。地球の歩き方に何も無い町とメモる程何もありませんでした。バート爺さんの事を知っていれば少しは違った楽しみ方もあったかな。それでも静かでなんも無い町でした。
この映画は困り者のバート爺さんの他には、暖気運転をされて困る隣人も町の人たちも、暴走族のあんちゃんも、アメリカに渡ってからは税関の検査官もモーテルの受付のレディもボンヌヴィルへ向う道すがらに出会う人々や大平原であうスピード狂達も皆善人なのがいい。そしてバート爺さんを助け力づけてくれるのが見ていて清々しいです。そして大平原を走る為の多少の問題もクリアーし、大平原での疾走シーンは感動を禁じ得ない。出来過ぎだがこれが多少脚色してあっても実話なのが凄いよね。ホプキンスが見事に嵌っていて名演であり最高でした。
たった5分されど5分の為に自分の命なぞスピードの神にくれてやるとういう走りが凄いね。ニトロを2錠ひとつは自分ひとつは相棒に「ほれ、飲め」と行って走り出す姿がかっこいいね。
バート爺さんの言う「夢を追わない人間は野菜と同じだ」の言葉に痺れます。60を過ぎても自分の夢を信じただひた向きに夢に向って進む姿が素晴らしいですね。そして愉快で豪快だ。
この映画の唯一の欠点は悪者がいない事だ。

スマイルBEST 世界最速のインディアン

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


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コメント 1

クリス

こんにちは♪
インバカーギルに寄られたことがあるなんて、貴重ですねー!
なんかもうこの映画は、又観たいなと何度でも思うような気がします。元気をいっぱいもらいました。9回彼がレースに参加した際の実際の出来事を描いているというリアルさも、心から温まった要因だった気がします。
バートのような生き方、したいですね。
by クリス (2007-03-03 12:56) 

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