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主人公は僕だった [映画]


【ストーリー】30代半ばで恋人もおらず平凡で淡々とした規則正しい生活を送っていた国税庁の会計検査院のハロルド。時計の気まぐれで彼の生活に変化が生まれる。それは彼の生活を文学的表現で叙述するイングランドなまりの女性の声が聞こえてきた事だ。日に日にその声が彼の生活に影響を及ぼすようになる。しかもその声は彼の死期が近づいている事をほのめかす。ハロルドは自分の運命を変えるべく行動を開始する。
開始30分ぐらいはハロルドの平凡な生活に付合わされちょっとだれ気味になってしまうんですよね。彼のなんでもカウントしてしまう癖を逆手に取って画面に数字が入るのはちょっと邪魔かな。でも彼の生活をなぞる様に叙述する女性の声が聞こえ始めるあたりからコメディ映画らしくなってきます。この現象を相談した文学教授から死は間逃れないので自由に生きろと言われ、ハロルドが忘れかけていた自分の夢のやりたい事をして行くハロルドがいいんですよ。 ハロルドが作者のアイフルの居所を見つけ、そして死ぬと解りながらも作品のプロットを手に入れ、教授のアドバイスにより死を受け入れなければならず、死ぬと解りながら行動する姿についうるうる来てしまいました。ファンタジーコメディながらも引き込まれて行きましたね。 この映画の良さは脇のキャラの素晴らしさですかね。作家役のエマ・トンプソンは完璧に嵌ってましたね。執筆中に神経質になりタバコを噴かしまくり、いつも死に方を研究しナイーブになっている姿、アナも入れ墨を両腕に入れパン屋とは思えない様な感じですがハロルドを支えているし、作家のアススタントやダスティンホフマン演じる文学教授も生きているのがいい。 ラストはこうなってしまうのがしょうがないが、終り方が良いので好きですよこの映画。
主人公は僕だった コレクターズ・エディション

主人公は僕だった コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

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